
理想のメニュー表とは?

優秀な営業マンであり、親切なコンシェルジュである
■ 優秀な営業マンの仕事……店主に代わってお店をアピール
- お店のこだわりを伝える
- 「房総で獲れた鮮魚を、毎日漁港から仕入れている」
「自社農場で育てた無農薬野菜を使っている」
- おすすめメニューを伝える
- 「新鮮な刺身がウリ、特に盛合わせはお得です」
「自家製ソースで食べるバーニャカウダが名物です」
- おすすめのオーダーパターンを伝える
- 「刺身から1品、浜焼きから1品、サラダから1品、
注文しませんか?」
「バーニャカウダ、カルパッチョは絶対注文してください、
あとはピザも最後に食べてください」


■ 親切なコンシェルジュの仕事……店主に代わって商品説明
- 料理の内容を伝える
- 「梅水晶は、サメの軟骨の梅肉和えです」
「ソムタムは、青パパイヤのサラダです、辛めの味付けです」
- 量を伝える
- 「当店のシーザーサラダは3~4人前です。
ハーフもあります」
「鶏の唐揚げは、5個盛ってあります」
- 味の度合いを伝える
- 「唐辛子マークが3個付いているメニューは激辛です」


メニュー表にできることは?
クロスセル
(ついで買い)

関連する商品の購入を促すこと。
ハンバーガーならポテト、カルビならサンチュのような商品をすすめる。
クロスセル
(ついで買い)

カルビなら特上カルビ、ポテトなら+100円でLサイズの注文をすすめる。

注文を集中させる方法
- 写真を付ける
- 他の商品より大きく掲載
- おすすめマークを付ける

商品説明に必要な要素
- 写真
- 個数や量
- 使用食材
- 味の特徴
何から始めたらいいの?
こうしたいのに、こうなっていない。あるべき姿と現実のギャップが問題点です。
まずは問題点を抽出しましょう。
<問題点の例>
売りたい商品が目立っていない、注文がバラバラ、客単価が想定以下、商品の良さが伝わっていない、スタッフの商品理解が乏しい、などなど。
2つの観点から、メニュー作りの秘訣をご紹介しています。参考になる部分がありましたら、ぜひ修正してみてください。
お金を掛けた立派なメニュー表だけが、売上につながるわけではありません。
まずはメニュー表の重要性について理解していただき、できる限りの予算と労力で改善し始めることが大切です。