

選びやすくする
メニューを選びやすくすることで、お客様が考える労力を省き、満足度を高めます。
メニューをグループ分けすることで、お客様の食べたいメニューが見つけやすく、選びやすくなります。
一般料理種別(一例) |
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● 刺身 ● 一品料理 ● 食事 など |
料理法別(一例) |
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● 焼物 ● 揚物 ● 煮物 など |
食材別(一例) |
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● 鮮魚 ● 鶏肉 ● 野菜 など |
お店のコンセプトに合わせ、食べる順番で構成したり、看板メニューを最初に載せることで、お客様がお店のイチオシを選びやすくなります。
コース仕立て |
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食べる順番で構成し、どのような組み合わせで注文するのかを伝えます。 イタリアンで多く採用される掲載方法となります。 アンティパスト⇒ プリモピアット⇒ セコンドピアット⇒ドルチェ |
ショップコンセプト型 |
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トップページでショップコンセプトを強く印象付けます。 ご当地酒場などで多く採用されている掲載方法です。 そのお店ならではのメニューに、注文を促す効果があります。 |
看板カテゴリー型 |
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トップページで看板カテゴリーの食材・製法のこだわりなどを強く印象付けます。 焼き鳥居酒屋、海鮮居酒屋で多く採用されています。 看板カテゴリーを中心とした組み合わせで、注文を促す効果があります。 |
2軸カテゴリー |
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前半で2つのカテゴリーのメニューを大きく掲載。 鍋料理居酒屋で多く採用されています。 2つのカテゴリーを組み合わせた注文に導く効果があります。 |
バラエティ型 |
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複数のカテゴリーを均等に構成。 大型居酒屋で多く採用されています。 多種多様な注文ができるので、顧客層・利用動機の幅を広げる効果があります。 |
人間が一度に覚えられる数は7つ前後です(マジカルナンバー7±2)。メニュー数を絞り込むことで、お客様は選びやすくなります。
例えば、焼き鳥グループのメニュー数が26品ある場合は、「希少部位」「塩焼き」「たれ焼き」「巻き串」など「小カテゴリー」に分類することで各カテゴリーを7品以内に絞り込みます。
数量 |
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「2~3人前」「5個入り」など数量を載せることで、選びやすくなります。 |
マーク |
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「辛さ」「温・冷」など、様々なマークを入れることで、メニューが選びやすくなります |

見やすく表示する
デザインによって、メニューを見やすく選びやすくすることができます。

カテゴリー名とメニュー名に差をつけ、目立たせることで、見やすく選びやすくなります。
悪い例 | |
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焼鳥 | |
鳥もも | 130 |
ねぎま | 130 |
レバー | 180 |
一品料理 | |
もつ煮 | 430 |
唐揚げ | 480 |
良い例 | ||||||||||||||
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カテゴリー名がメニュー名に混じっていて、わかりにくい。

カテゴリー名がメニュー名と違うデザインでわかりやすい。


カテゴリーのタイトル、メニュー名、説明文など、文字の役割は様々ありますが、大きさによっては読みにくくなることがあります。また、筆文字は小さくすると見づらくなります。文字の推奨サイズは下記の通りです(A4サイズのメニュー表の場合)。
明朝体・ゴシック体 | 筆文字 | |
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カテゴリータイトル | 7mm(20pt)以上 | 7mm(20pt)以上 |
メニュー名 | 4mm(12pt)以上 | 7mm(20pt)以上 |
説明文 | 2.5mm(7.5pt)以上 | 不向き |

色には前進色(前に飛び出す色)と後退色(後ろに下がる色)があります。
強調したい文字には前進色を使うようにしましょう。
また、文字の色と背景の色の組み合わせ方にも注意しましょう。
悪い例 | |
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鳥もも | 130 |
ねぎま | 130 |
レバー | 180 |
良い例 | |
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鳥もも | 130 |
ねぎま | 130 |
レバー | 180 |

写真とメニュー名、価格は離さずにセットにすると見やすいです。写真とメニュー名が離れてしまう場合は、写真に小さくメニュー名を入れると、わかりやすくなります。
悪い例 | ||||||||
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![]() |
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良い例 | ||||||||
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売りたいメニューに誘導する
売りたいメニューへ誘導することは、お店のメリットになります。

売りたいメニューの写真(イラスト)を載せます。
すべてのメニューに写真がある場合は、他の写真より大きくして、誘導します。

ゴールデンゾーンや、視線の動き(Zの法則)(Nの法則)を考慮して、売りたいメニューを、ページやカテゴリーの先頭に配置し、誘導します。
ゴールデンゾーンとは |
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お客様が最初に目にするスペースをゴールデンゾーンと呼びます。 |
Zの法則、Nの法則とは |
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人間の視線が、文字を読む方向に合わせ、ZやNの流れになることです。 |

売りたいメニューは、スペースを大きく使います。他のメニューより1.5倍以上大きくすることで、差をつけ、売りたいメニューに誘導します。