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デザイン・レイアウトのコツ design layout

選びやすく、見やすく、売りたいメニューに誘導することです

お客様が食べたいメニューをストレスなく探すサポートしたり、お店が売りたいメニューに注文を誘導する、そんな役立つメニュー表を作るための、3つのコツをご紹介します。

コツ1選びやすくする

メニューを選びやすくすることで、お客様が考える労力を省き、満足度を高めます。

カテゴリー分類(大グループ分け)

メニューをグループ分けすることで、お客様の食べたい
メニューが見つけやすく、選びやすくなります。

一般料理種別(一例)

●刺身 ●一品料理 ●食事 など

料理法別(一例)

●焼物 ●揚物 ●煮物 など

食材別(一例)

●鮮魚 ●鶏肉 ●野菜 など

全体のページ構成・順番

お店のコンセプトに合わせ、食べる順番で構成したり、看板メニューを最初に載せることで、お客様がお店のイチオシを選びやすくなります。

コース仕立て

食べる順番で構成し、どのような組み合わせで注文するのかを伝えます。
イタリアンで多く採用される掲載方法となります。
アンティパスト⇒ プリモピアット⇒ セコンドピアット⇒ドルチェ

ショップコンセプト型

トップページでショップコンセプトを強く印象付けます。
ご当地酒場などで多く採用されている掲載方法です。
そのお店ならではのメニューに、注文を促す効果があります。

看板カテゴリー型

トップページで看板カテゴリーの食材・製法のこだわりなどを強く印象付けます。
焼き鳥居酒屋、海鮮居酒屋で多く採用されています。
看板カテゴリーを中心とした組み合わせで、注文を促す効果があります。

2軸カテゴリー

前半で2つのカテゴリーのメニューを大きく掲載。鍋料理居酒屋で多く採用されています。
2つのカテゴリーを組み合わせた注文に導く効果があります。

バラエティ型

複数のカテゴリーを均等に構成。
大型居酒屋で多く採用されています。
多種多様な注文ができるので、顧客層・利用動機の幅を広げる効果があります。

カテゴリー内メニュー数を7以下に(小グループ分け)

人間が一度に覚えられる数は7つ前後です(マジカルナンバー7±2)。メニュー数を絞り込むことで、お客様は選びやすくなります。
例えば、焼き鳥グループのメニュー数が26品ある場合は、「希少部位」「塩焼き」「たれ焼き」「巻き串」など「小カテゴリー」に分類することで各カテゴリーを7品以内に絞り込みます。

比較検討しやすくする

数量やマークを入れる

数量

「2~3人前」「5個入り」など数量を載せることで、選びやすくなります。

マーク

「辛さ」「温・冷」など、様々なマークを入れることで、メニューが選びやすくなります。

マーク

コツ2見やすく表示する

デザインによって、メニューを見やすく選びやすくすることができます。

カテゴリーの明確な表示

カテゴリー名とメニュー名に差をつけ、目立たせることで、見やすく選びやすくなります。

悪い例
焼鳥
鳥もも 130
ねぎま 130
レバー 180
一品料理
もつ煮 430
唐揚げ 480
良い例
焼鳥
鳥もも 130
ねぎま 130
レバー 180
一品料理
もつ煮 430
唐揚げ 480

カテゴリー名がメニューに混じっていて、わかりにくい。

カテゴリー名がメニュー名と違うデザインでわかりやすい。

文字の大きさ

表示は1文字の大きさです

※ 表示は1文字の大きさです。

カテゴリーのタイトル、メニュー名、説明文など、文字の役割は様々ありますが、大きさによっては読みにくくなることがあります。また、筆文字は小さくすると見づらくなります。文字の推奨サイズは下記の通りです(A4サイズのメニュー表の場合)。

明朝体・ゴシック体 筆文字
カテゴリータイトル 7mm(20pt)以上 7mm(20pt)以上
メニュー名 4mm(12pt)以上 7mm(20pt)以上
説明文 2.5mm(7.5pt)以上 不向き

文字の色とコントラスト

色には前進色(前に飛び出す色)と後退色(後ろに下がる色)があります。
強調したい文字には前進色を使うようにしましょう。
また、文字の色と背景の色の組み合わせ方にも注意しましょう。

悪い例
鳥もも 130
ねぎま 130
レバー 180
良い例
鳥もも 130
ねぎま 130
レバー 180

写真と文字の位置

写真とメニュー名、価格は離さずにセットにすると見やすいです。写真とメニュー名が離れてしまう場合は、写真に小さくメニュー名を入れると、わかりやすくなります。

悪い例

悪い例

マカロニサラダ
肉じゃが
アジフライ
漬物盛り合わせ
220円
480円
580円
220円
良い例
  • マカロニサラダ 220円

    マカロニサラダ
    220円

  • 肉じゃが 480円

    肉じゃが
    480円

  • アジフライ 580円

    アジフライ
    580円

  • 漬物盛り合わせ 20円

    漬物盛り合わせ
    220円

コツ3売りたいメニューに誘導する

売りたいメニューへ誘導することは、お店のメリットになります。

写真(イラスト)

写真の効果は絶大!

写真(イラスト)

売りたいメニューの写真
(イラスト)を載せます。
すべてのメニューに写真がある場合は、
他の写真より大きくして、誘導します。

ゴールデンゾーン・順序

ゴールデンゾーンや、視線の動き(Zの法則)(Nの法則)を考慮して、
売りたいメニューを、ページやカテゴリーの先頭に配置し、誘導します。

ゴールデンゾーン・順序

ゴールデンゾーンとは

お客様が最初に目にするスペースをゴールデンゾーンと呼びます。
ゴールデンゾーンは、印象が強く、注文率が上がるスペースです。

Zの法則、Nの法則とは

人間の視線が、文字を読む方向に合わせ、ZやNの流れになることです。
視線の流れを考慮して、メニューを配置することがポイント。

1.5倍以上大きくする

1.5倍以上大きくする

売りたいメニューは、スペースを大きく使います。他のメニューより1.5倍以上大きくすることで、差をつけ、売りたいメニューに誘導します。

メニュー表の役割
  • 理想のメニュー表とは?
  • メニュー表にできることは?
  • 何から始めたらいいの?
メニュー構成のポイント
  • 居酒屋の最適なフードメニュー数は?
  • 海鮮居酒屋における魚介メニュー比率は?
  • 居酒屋のドリンクメニュー数の目安は?
  • 価格設定のポイント
  • メニュー価格の設定方法
デザイン・レイアウトのコツ
  • 情報を最適化する
  • 見やすく表示する
  • 売りたいメニューに誘導する